リアルネットワークス㈱(アジア太平洋地区副社長 高村徳明)はAXIS Camera Application PlatformACAP)対応カメラ上で世界最高レベルのAI顔認証プラットフォーム「SAFR™3.0」のエッジ処理を実現するカメラ組込み用ソフト「SAFR Inside™」を提供開始いたします。

SAFR Inside™は、Canonグループであるアクシスコミュニケーションズが6月に発売したネットワークカメラAXIS Q1615 Mk IIIに画像の前処理機能としてインストールが可能で、クラウド又はオンプレミスのSAFRの顔認証プラットフォームに接続することで、ネットワークトラフィックとサーバーの負荷を大幅に削減し、システムの導入コストを低減します。

食料品チェーン店を事例として、複数店舗にある数台のカメラにマスク検出用のSAFR™を導入した場合を考えてみましょう。これまでは各店舗にビデオゲートウェイサーバを設置しなければなりませんでしたが、SAFR Inside™を搭載したカメラを設置し、SAFR™のクラウドプラットフォームと接続することで、オンプレミスのエッジサーバーが完全に不要になります。1カ所に4台のカメラを設置する場合、各店舗に約20万円のオンプレミスサーバーが必要でしたが、これらが不要となるため、カメラ1台あたり少なくとも5万円のコスト削減が可能です。
カジノやスタジアムのような大規模なオンプレミス型の導入でも、同様の初期費用を節約できます。

• アクシスコミュニケーションズ株式会社 ビジネスディベロップメントマネージャー 大部 信 様のコメント
“このたびのリアルネットワークス株式会社様の顔認証サービスにおいて、当社のACAPにご対応いただいたことを歓迎いたします。ACAP は、Axisのネットワークカメラにエッジ画像解析などのインテリジェント機能を利用者の要件に併せて追加できるプラットフォームとして、2009年以来、全世界の様々なシーンで活用されています。今回のリアルネットワークス株式会社様のご対応により、ネットワークカメラによる映像監視の利用機会がさらに広がることを期待しております。

• RealNetworks Inc. CTO Reza Rassoolのコメント
“SAFR Inside™は、AXIS Camera Application PlatformACAP)の新しいAI機能をフルに活用した最初のAxis Application Development Partner(ADP)アプリケーションです。
SAFR
の高度な顔認証技術とAI対応のAXIS Q1615 Mk IIIを組み合わせることで、画像処理と音声通知などの統合ソリューションを使った多くのユースケースが考えられます。 将来的には、より多くの Axis カメラやインカムで SAFR Insideが動作するようになることを期待しています。

SAFR Inside™バージョン1.1.01210日に提供開始予定です。
SAFR Inside™バージョン1.1.0は、標準のSAFR™顔認証プラットフォームライセンスで追加の費用なしにご利用いただけます。

SAFR™について
SAFR™ (www.safr.comは、ライブ動画顔認識に注力した世界最先端のAI顔認識プラットフォームです。SAFR™は、AIの力を利用して、世界の人々が安全に仕事に戻れるように支援します。SAFR™は、入場者・退場者数のカウント、フェイスマスクの検出、非接触での入退室、入退場に使用され、オンプレミス、クラウド、さらにVMSとの連携も可能です。SAFR™はセキュリティを強化し、状況認識を高め、業務効率を向上させ、あらゆる場所で人々の健康と安全を守るソリューションを提供します。

お問合せ先
リアルネットワークス株式会社
sales-leads@realnetworks.com

代理店
ネクストウェア株式会社
新規事業推進本部 SAFR担当:松岡
電話:06-6281-0340
メール:nw_safr_sales@nextware.co.jp

ネットワンパートナーズ株式会社
ビジネス開発部 SAFR担当:黒澤・松本
電話:03-6256-0700
メール:realnetworks-nop-Gr@netone-pa.co.jp