カメラ付デバイス用SAFR®

世界レベルの顔検知および認識エンジンをネットワーク上のエッジデバイスやオフラインデバイスに組み込むことができます。

SAFR SDK

RESTful APIsを通して主要なプラットフォームやOSからSAFRプラットフォームの全機能にアクセスできます。

SAFR Embedded SDK

リソースの制約やネットワークアクセスに制限があるエッジ・デバイスで高パフォーマンスの顔検出と認識を実現します。

SAFR SDKを用いて開発する5つの理由

  1. エッジ・デバイスとIoTデバイス用の世界に通用する精度とパフォーマンス
  2. クラウド・サービスによる低い初期コストあるいは固定価格によるプライシング
  3. データは非公開かつ安全で、顧客の個人情報を保護
  4. 既存システムに簡単に組み込み可能
  5. 米国に拠点を置く、公開企業により開発された製品

SAFR SDK

顔検出と顔認識を利用した多岐にわたる新しいソリューションの構築、または既存の製品への拡張を行いたい開発者向けに設計

プラットフォーム

Android (Java API)
iOS (API may be directly called from C, C++, Objective-C, Swift)
Linux (API may be directly called from C, C++, Objective-C, Swift)
macOS (API may be directly called from C, C++, Objective-C, Swift)
Windows (C# API)

機能
ライブ動画ストリームにおける顔検出と追跡
顔認識とDBマッチング
属性認識(年齢、性別、感情)
REST API
アイデンティティリポジトリの管理
動画配信情報の管理
精度
99.87% LFW, 0.0334 FNMR
顔認識速度
<100ms per face
顔検出速度
~15-60ms, @1080p and 15FPS
GPUサポート
NVIDIA製GPU

SAFR Embedded SDK

リソースやネットワーク接続に制約がある組込み機器またはカメラ付きデバイス向けに最適化されており、高精度、高速かつ少ないフットプリントを実現しました。

プラットフォーム

Android
Windows

機能

画像データに基づく顔検出
画像データに基づく顔認識
顔シグネチャの保存(約10,000件)
画像およびデータベースへのCLIアクセス

精度
99.87% LFW, 0.0334 FNMR
顔検出速度
900ms @720p (1.8GHz シングルコアARMプロセッサー)
顔認識速度
300ms @720p (1.8GHz シングルコアARMプロセッサー)
フットプリント
<30MB
GPUサポート
NVIDIA製GPU

よくあるご質問

SDKsはどうやって入手できますか?

試用をご請求頂くことによってSAFR SDKへのアクセスが可能になります。

SDKに関する資料はどこにありますか?

クイックスタート・ガイド、サンプルコード、プラットフォームの仕様などSDKに関連する資料は開発者向けのサイトでご覧いただけます。またWeb APIに関連する資料もご覧いただけます。開発者アカウントに登録後、リンクをお知らせします。

どのSDKが、SAFRで提供されていますか?

SAFR SDK で、動画からの顔検出とトラッキングができるようになります。顔認識に関しては、SAFR SDKはアイデンティティの管理のみを行い、認識機能はSAFR Serverにて行います。SAFR Serverは、オンプレミスとSAFRクラウドの利用を選択できます。

SAFR Embedded SDK は、静止画から顔検出および顔認識をデバイス上(オフライン)で行うことができます。SAFR Embedded SDKは、回線容量や速度に制約があったり、メモリーに制約があるデバイスに適しています。

 

SDKが利用可能なのはどのプラットフォームですか?

SAFR SDKはこちらのプラットフォームでご利用いただけます。

SAFR Embedded SDKは、こちらのプラットフォームでご利用いただけます。

SAFR SDKがサポートしているフォーマットは何ですか?

SAFR SDKはMP4、H.264、H.265ビデオファイル・フォーマットと互換性があります。SAFR Embedded SDKはビデオによる入力をサポートしていません。SAFR SDKとSAFR Embedded SDKのどちらの場合でも、JPGやPNGなどの画像ファイルを処理する場合にはご自身でコードを書いていただく必要があります。

SAFR SDKはネットワーク・カメラやUSBカメラが使えますか?

SAFR SDKは一般的なIPカメラやUSBカメラと互換性があります。

SDKを使って何ができますか?

SAFR SDKは次の機能を提供します:

  • 顔検出:静止画およびライブもしくは保存された動画ストリームから様々な顔を見つけ出します。
  • 顔追跡:顔や特定の物体をライブ動画ストリーム上で追跡します。
  • 顔認識:静止画およびライブもしくは保存された動画ストリームからデータベースとのマッチングを行い、顔を探し出します。
  • イベントログの生成とレポート:特定の人物あるいは特定の人物グループが動画ストリームに現れた時に、タイムスタンプなどのイベントを記録します。イベントはリアルタイムで警告を発するようにプログラムすることが可能です。
  • 属性分析:検出した顔画像から、性別、感情およびおおよその年齢を予測します。
  • アイデンティティリポジトリ:保存された顔情報および関連するメタデータの追加、削除、検索を行います。
  • SAFR Actionsの実行:認識イベントに基づきドアを解錠する、照明のスイッチを入れる、警報をならす、セキュリティエリアへ人が立ち入ることを警報する、購買層情報の記録をとる、報告書を作成する、警察へ通報する、保安要員を展開する、ビルの封鎖を行う等の、カスタム・アクションを可能にします。
  • カメラの検出と接続:ネットワーク上で利用可能なカメラを探し、簡単にUSBカメラ、IPカメラ、ONVIFカメラの設定を行います。
  • カスタマイズ可能な顔画像品質基準:登録に利用する画像や動画に関し、顔検出/認識を行う前に、最低限の品質を判定するための閾値を設定します。

SAFR Embedded SDKは次の機能を提供します:

  • 完全オフラインの顔検出:インターネットへ接続をせず、静止画から顔を見つけ出します。
  • 完全オフラインの顔認識:インターネットへの接続をせず、静止画から既存のデータベースとマッチングを行い、既知の顔を探し出します。
  • 顔シグネチャーの保存(約10,000件):データはローカルデバイス上に保管されます。
  • 画像およびDBへのCLIアクセス:画像の登録や認識の実行、データベース上の登録情報やメタデータを管理します。

顔認識を行うために、SAFR SDKやSAFR Embedded SDKの他には何が必要ですか?

どちらのSDKについても、IPカメラもしくはUSBカメラが必要となります。SAFR SDKを使用する場合には、SAFR SDKを動作させているハードウエアに加えて、SAFR Serverを動作させるための別のハードウエア、あるいはSAFR Cloudへのアクセスが必要になります。SAFR Embedded SDKは、単体で動作するため、追加のハードウェアまたはソフトウエアは必要ではありません。

オフラインSDKがありますか?

SAFR Embedded SDKは、完全にオフラインで動作し、インターネットへの接続をしないで顔検出と認識を行います。

SDKにはどのくらいのコストがかかりますか?

それぞれのSDKには、ライブ映像のフィード数による月額の段階的な価格設定がございます。詳細については、弊社営業までお問い合わせください。

SAFR SDKはどの程度のスピードと精度が期待できますか?

SAFRは99.87%の精度で毎秒何百万もの顔についてマッチングを行うことができます。2019年7月の米国標準技術局の調査結果では、SAFRは自然な画像(WILD Face)にを対象にしたテストにおいて参加アルゴリズムの中で最速かつ最もコンパクトなもので、偽不一致率は、0.0335未満でした。他の高精度なアルゴリズムに比べ、SAFRの速度は平均値の2倍であり、皮膚の色と性別に関するバイアスの割合が最も低いものの1つでした。SAFRは、大規模で非常に多様なトレーニング・セットにより様々な皮膚の色合いについて一貫して高い精度を実現しています。

私のデータはどのように保全されていますか?

転送中であっても、保存されているデータでも、全ての顔シグネチャーや画像は暗号化されております。オンプレミスで運用する場合にはインターネットを通じてデータが転送されることもありません。また、オプトイン/オプトアウトが可能な管理ツールも提供されます。当社はプライバシーを最優先事項とし、ベスト・プラクティスを忠実に実行しています。

SAFR SDKsは人数計測もできますか?

現段階ではSAFR SDKによる人数計測は提供しておりませんが、近い将来、SDKにも追加される予定です。

SAFR Serverを導入する必要がありますか?

SAFR SDKをお使いの場合には、顔認識を行うために必要となります。代わりに当社が運用するSAFRクラウドを使用することもできます。SAFR Embedded SDKをお使いの場合には、必要ありません。

SAFRを他の顔認識SDKと比較するとどうでしょうか?

  • トータルコストを抑えることができます。
  • カメラ付きデバイスに簡単に組み込めます。
  • オンラインでもオフラインでも柔軟なデプロイが可能です。
  • Embedded SDKに必要なフットプリントは小さく、それによりメモリーや消費電力に制約のあるデバイスに適したものになっています。
  • 全てのデータは、プライバシーを保護するためにデバイス上に保存されます。

SAFRは、REST APIを通じてアクセスできますか?

SAFRのコンピュータ・ビジョンREST APIにより、顔検出、顔認証および認識された人や顔の管理が可能になります。SAFR REST APIをお試しいただくためには開発者アカウントへの申込みをお願いいたします。

さあ、始めましょう

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